昨日で運転免許証の有効期限が切れた。テンポラリ―レジデンスカードを更新してから、運転免許を更新になるのか新規になるのかわからないけど、入手できるので2週間ほど免許がない。
昨日は会社に車を置くために会社の運転手に運転してもらって帰ってきた。エコパークに近づくと、「ベトナムは少年を男に成長させ、男をいつまでも少年のままでいさせてくれる」という言葉が浮かんだ。
これはラグビーやってる人ややってた人ならだれでも知っている「ラグビーは少年を男に成長させ、男をいつまでも少年のままでいさせてくれる」という言葉をベトナムに置き換えただけ。
ラグビーはガキンチョが勇気を出して仲間のために戦うとか、イギリスのジェントルマン文化がところどころにあったりだとか、知的なスポーツだったりとか、15歳のころに初めて大人になった気がした。そして同時に泥にまみれて人を追いかけまわすようなことは小さい子供時代以来なかったので、少年に戻った気がした。
ベトナムはどうか。「ベトナムは少年を男に成長させ、男をいつまでも少年のままでいさせてくれる」と言う言葉が浮かんでから、「本当にそうか?」と考えた。
「男をいつまでも少年のままでいさせてくれる」というのは確かにそうかもしれない。今のベトナムの平均年齢が若いので、職場でも若い人に囲まれている。ジジイ扱いされるので少年というよりも老人になった気になることも多いが、若い女性に囲まれて◯◯や△△が見えそうでトキメクということが時々あるので、中学生や高校生の気持ちに戻った気がすることもある。
美脚をあらわにしている率が高いので、女性をいやらしい目で見る機会が増えて、それで少年に戻った気になっているのかもしれない。多分出張でベトナムに来たり繁華街に住んでカラオケ通いとかしている日本人は、周りから見たら単なるおっさんなんだけど、本人的には若かりし頃のトキメキを感じて私以上に少年に帰っているのではないかと思う。
事務所の床でみんなで寝たり、社員旅行で服を来たまま海で泳いぐこともベトナムに来なかったらなかった。
スタッフたちはとても頭が良いが、やはりベトナムだと勉強する機会が限られているよう。本も少ないし、研修とかもいまいちなのが多い。そのためスタッフと話していても素材感が多い。日本で優秀な中学生や高校生にあったときに、「ああ、この人は数年後すごい人になるんだろうなあ」という気持ちと似ている。ただ、日本だと本、研修、学校、会社などで成長できる機会がいろいろあるが、ベトナムだと少ないので私の立場の人がいろいろと機会を作る責任はあるかもしれない。
「ベトナムは少年を男に成長させ」とう部分はどうか。周り若い人ばかりで、日本にくらべたら子供っぽい印象がある場合が多い。しかし家族への責任感という目で見たとき、ベトナム人は本当に大人に感じることがある。私の実家が習慣とかしきたりとか結構無視する方だったので、ベトナムは若い人でも習慣とか作法とか知っているので大人に見えることがある。また、親や子供への責任みたいなものが垣間見れるときの目つきは重い。
ということで、「ベトナムは少年を男に成長させ、男をいつまでも少年のままでいさせてくれる」とう言葉は自分的には、正しい。